東京国立近代美術館で「美術批評の批評」テーマのシンポジウム開催

2015年09月28日 09:33 カテゴリ:最新のニュース

 

 

(左から)沢山遼、土屋誠一、成相肇、松井茂、李美那

 

東京・新宿にスペースを構えるユミコチバアソシエイツが、「美術批評の批評」をテーマに、戦後美術批評を再配置することを目的としたプロジェクト『批評 前/後ーー継承と切断 Critical Archive vol.3』を発足、それを記念したシンポジウムを10月3日(土)に東京国立近代美術館で開催する。

 

同プロジェクトは第二次大戦を通して新たな絵画的諸問題に直面した画家たちの実践を取り上げながら、その思考が戦後の活動にいかに表出されたかを論じた書籍『前夜/前線―Critical Archive vol.2』を継承し、複数の時代/人材を繋ぐ結節点である1950年代前後の美術批評を軸に、戦前から戦後にかけて展開されてきた現代美術批評を再考、今後美術批評とどのように向き合っていくべきなのかを探求するもの。

 

シンポジウムでは、企画者の沢山遼の他、来春〜夏に刊行予定である書籍の執筆者である土屋誠一(美術批評家・、沖縄県立芸術大学准教授)、成相肇(東京ステーションギャラリー学芸員)、松井茂(詩人、情報科学芸術大学院大学准教授)の各氏に加え、李美那(神奈川県立近代美術館主任学芸員)を迎え、批評家や学芸員として活動されている各者それぞれの見解を持ち寄り美術批評についての意見を交わす。

 

【日時】2015年10月3日(土) 15:00~17:00(14:30開場)

【会場】東京国立近代美術館 B1F講堂(東京都千代田区北の丸公園3-1)

【参加方法】申込不要、料金無料

【問合せ】ユミコチバアソシエイツ

 


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