PARASOPHIA来場者数を発表 目標上回る約26万人を記録

2015年05月21日 14:11 カテゴリ:最新のニュース

 

目標25万人を達成

 

メイン会場の京都市美術館

メイン会場の京都市美術館

 

3月7日から約2ケ月にわたって開催された京都初の国際現代芸術祭「PARASOPHIA: 京都国際現代芸術祭2015」の来場者数(速報値)が15日、公表された。

 

今回の総来場者数は264,218人と当初目標とされていた25万人を上回る数字。会場別ではメイン会場の京都市美術館が123,783人(無料エリア含む)、京都府京都文化博物館(有料)が21,432人、また以下無料の京都芸術センターは9,421人、堀川団地上長者町棟は8,567人、鴨川デルタは85,779人(10:00~18:00の時間帯で音声作品が流れている間に鴨川デルタ及び河川敷で目視できる人数を集計)、河原町塩小路周辺は15,236人となった。(大垣書店烏丸三条店、京都 BALでの展示は通行人との判別が困難なため集計せず)

 

鴨川デルタではスーザン・フィリップスの作品が展示された。

鴨川デルタではスーザン・フィリップスの新作《三つの歌》が展示された。

 

堀川団地で展示されたピピロッティ・リストによる《進化的トレーニング(堀川——不安は消滅する》。布団の上に映像が投影され、多くの人が見入った。

堀川団地で展示されたピピロッティ・リストによる《進化的トレーニング(堀川——不安は消滅する》。布団の上に映像が投影され、多くの人が見入った。

 

6月7日には京都文化博物館でアーティスティックディレクター・河本信治氏によるトークプログラムが行われ、初の開催となった今回に関するまとめが話される予定。またPARASOPHIAの今後に関しては、今回の結果を踏まえたうえで京都経済同友会、京都府、京都市のあいだで協議し、その是非も含めて議論していくという。

 

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