【受賞】 第23回 林忠彦賞

2014年02月26日 10:23 カテゴリ:最新のニュース

 

笹岡啓子氏(35)に決定

 

福島県双葉郡浪江町 請戸 2013年8月2日(冊子No.38)

 

太宰治の銀座バー・ルパンでのスナップ等で知られる写真家・故林忠彦氏(1918~90年)の多彩な業績を記念し、氏の故郷・山口県周南市が1991年に創設した林忠彦賞(公益財団法人 周南市文化振興財団主催)。氏の精神を継承し、それを乗り越え未来を切り開く写真家の発掘を目的に、自薦、推薦から選考委員5名(細江英公委員長、大石芳野、笠原美智子、河野和典、有田順一の各氏)により選ばれる。

 

第23回(2013年度)の受賞者は笹岡啓子氏(1978年広島市生まれ、東京造形大学卒)に決定、受賞対象は写真冊子『Remembrance』第18~41号(KULA刊)。東日本大震災の被災地等を訪れ、撮影、発表を繰り返し、自然と人間の営みを見つめた記録となった。

 

受賞記念展は、4月18日(金)~24日(木)東京・富士フイルムフォトサロン、5月16日(金)~25日(日)周南市美術博物館、11月29日(土)~12月13日(土)北海道・東川町文化ギャラリーを巡回する。

 

「新美術新聞」2014年3月1日号(第1337号)6面より

 

 

 


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