【受賞】 第7回西洋美術振興財団賞が決定

2012年07月10日 18:56 カテゴリ:最新のニュース

 

第7回西洋美術振興財団賞が発表され、「学術賞」に愛知県美術館学芸員の大島徹也氏と、フリーキュレーターで武蔵野美術大学芸術文化学科教授の新見隆氏、「文化振興賞」にDIC株式会社が選ばれた。

 

西洋美術振興財団賞(財団代表:高階秀爾理事長)は2006年に創設された賞で、過去2年間に国内で行なわれた西洋美術の展覧会の中から、西洋美術の理解と文化交流の促進、西洋美術研究に寄与した活動を顕彰している。個人には「学術賞」、団体には「文化振興賞」が贈られる。選考審査委員は、委員長の大髙保二郎氏をはじめ、笠原美智子氏、鈴木博之氏、建畠晢氏、三浦篤氏が務めている。

 

大島氏は2011年11月11日から2012年5月6日にかけて愛知県美術館と東京国立近代美術館で開催された企画展「生誕100年 ジャクソン・ポロック展」、新見氏は2011年10月8日から12月20日までパナソニック汐留ミュージアムで開催された企画展「ウィーン工房1903-1932 モダニズムの装飾的精神」の企画功績がそれぞれ高く評価された。またDIC株式会社は、DIC川村記念美術館で2010年9月4日から12月12日まで開催された「バーネット・ニューマン展」をはじめ、これまでの展覧会活動を支えたメセナの精神が顕彰された。

 

顕彰会は2012年11月19日に東京・上野精養軒で行なわれる予定となっている。

 


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