【練馬】見つめて、シェイクスピア!展 〈招待券プレゼント〉

2014年09月29日 12:00 カテゴリ:最新の展覧会情報

 

―美しき装丁本と絵で見る愛の世界―

 

(左)ジョン・シモンズ《夏の夜の夢-パックや妖精たちに囲まれたハーミア》1861年 水彩・紙 うつのみや妖精ミュージアム
(右)ウジェーヌ・ドラクロワ〈オフィーリアの死〉《ハムレット》1843年 栃木県立美術館蔵

 

16世紀イギリス(イングランド)を代表する劇作家で詩人、ウィリアム・シェイクスピア(William Shakespeare, 1564~1616)の生誕450年にあたる今年。練馬区立美術館ではこれを記念した展覧会が開催されている。

 

今展の主役は大きく分けて2つ。まずそのうちのひとつが約80点にのぼる個性豊かな皮革装丁本だ。この皮革装丁本は、世界でも権威あるイギリスの製本装丁家協会「デザイナー・ブックバインダーズ」によって、2013年に開催された「第2回デザイナー・ブックバインダーズ国際製本コンペティション」の入賞作品。今回のコンペティションのテーマは、「シェイクスピア」。世界中の装丁家たちが、シェイクスピアの作品などから得たイマジネーションに基づき、装丁を施している。

 

(左)ウォルター・クレイン「赤いバラ:リチャード三世」『シェイクスピアの花園』1906年 Kコレクション
(右)ウィリアム・シェイクスピア/挿絵:アーサー・ラッカム『夏の夜の夢』より 1939年 うつのみや妖精ミュージアム

 

またもうひとつの主役はシェイクスピアの作品に主題を得た絵画作品や挿絵本の数々。フランス・ロマン主義の旗手、ウジェーヌ・ドラクロワによる版画《ハムレット》やエコール・ド・パリの画家、マルク・シャガールの版画による挿絵本《テンペスト》、またイギリスの挿絵画家アーサー・ラッカムやアーツ・アンド・クラフツ運動のメンバーでもあったウォルター・クレインによる美しい挿絵本などが紹介される。

 

約260点に及ぶ多彩な出品作品を、じっくり「見つめて」、視覚イメージでシェイクスピアの世界を広げられる。

 

【会期】9月28日(日)~11月30日(日)

【会場】練馬区立美術館(東京都練馬区貫井1-36-16) TEL 03-3577-1821

【休館】月曜、ただし祝日のとき翌平日

【開館】10:00~18:00(入館は閉館30分前まで)

【料金】一般500円、高大学生及び65~74歳300円、中学生以下及び75歳以上無料

【関連リンク】練馬区立美術館

 

〈招待券プレゼント〉

同展の招待券を、5組10名様にプレゼントいたします。

メールのタイトルに「シェイクスピア展 招待券プレゼント」とご記入の上、①郵便番号②住所③氏名④年齢⑤職業⑥当サイトへのご意見⑦当サイトで印象に残ったコンテンツ  を以下のメールアドレスまでお送りください。

present@art-news.co.jp

締切 10月15日(水)必着

 


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