【京橋】 樋口健彦展 光・存在

2013年08月28日 18:14 カテゴリ:最新の展覧会情報

 

「金色の奥行きのある輪」53.0×53.0×42.0cm  陶、黒釉、金

「金色の奥行きのある輪」 53.0×53.0×42.0cm 陶、黒釉、金

樋口健彦(1966年福岡県生まれ)は、大阪芸術大学工芸科陶芸コースを卒業し、多摩美術大学絵画科陶芸専攻研究生を経たのち、国内外でレジデンスプログラムに参加し制作活動を続けた。その後、個展を中心に多方面での発表の機会を得て、精力的に活動の場を広げている。

 

樋口の作品といえば、全ての光を吸収して沈黙する黒に覆われた作品を思い浮かべるが、今展では金色の作品のみを展覧。コの字やロの字をかたどるなど、これまでの制作の流れを含みながらも、闇の世界から光をはね返す世界へと変貌した新作に注目したい。

 

【会期】 2013年9月9日(月)~21日(土)

【会場】 ギャラリー川船(東京都中央区京橋3-3-4フジビル地下1階)☎03-3245-8600

【休廊】 日曜、祝日 【料金】 無料

【関連リンク】  ギャラリー川船

 

「新美術新聞」2013年9月1日号(第1321号)4面より

 


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