【東京】 日本の名蹟-和様の書の変遷

2013年06月21日 11:43 カテゴリ:最新の展覧会情報

 

重要文化財 仮名消息 伝 藤原行成筆 平安時代・11世紀 書芸文化院蔵 展示期間7月9日(火)~28日(日)

重要文化財 仮名消息 伝 藤原行成筆 平安時代・11世紀 書芸文化院蔵 展示期間7月9日(火)~28日(日)

 

和様の書を、多種多様な名品よりたどる特別展が開かれる。出品は、書家・古筆研究者であった飯島春敬(いいじま・しゅんけい、1906~96)が生涯をかけてあつめた日本・中国の書道関連資料。それらは現在、「春敬記念書道文庫」の中核をなすコレクションである。

 

中国の文房具や拓本、名家の筆跡から、国内の古代の金石の拓本や奈良時代の写経、三筆・三跡、平安時代以降の古筆や写経から江戸時代のものまで作品は幅広い。創立30周年の今年、国内の美術館収蔵品にも比肩しうる充実したコレクション内容を、厳選した約100点より紹介。飯島の熱意が今につなぐ「和様の書」の美しさを堪能したい。会期中、一部展示替えあり。

 

【会期】 2013年6月22日(土)~7月28日(日)

【会場】 五島美術館(東京都世田谷区上野毛3―9―25)☎03―5777-8600

【休館】 月曜、祝日のとき翌日 【開館時間】 10:00~17:00(入館は閉館30分前まで)

【料金】 一般1200円 高・大学生900円 中学生以下無料

【関連リンク】 五島美術館

 

特別講演会「春敬記念書道文庫の逸品」

【日時】 2013年7月7日(日) 14:00~

【講師】 池田和臣氏(中央大学教授)

【会場】 同館別館講堂

【料金】 無料、要当日観覧券

※ 当日13:00より聴講整理券配布、椅子席100名先着順

 

「新美術新聞」2013年6月21日号(第1315号)7面より

 


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