【京都】 山中現<木版画と油絵>展

2013年06月12日 13:02 カテゴリ:最新の展覧会情報

 

「かたちの入口」 2013年 65×50cm 油絵

「影について」 2009年 48×36cm 木版画

 

 

過ぎさる時間の中でうつろいゆく存在を、やわらかな輪郭と色彩による「カタチ」で表現する山中現(1954年福島県生まれ)。東京藝術大学油画科在学中に木版画に出合い、職人の道具と手仕事の伝統が人々の生活や自然と深くつながるその世界に強く惹かれ、同大学院では野田哲也教室で木版画を専攻。以来30年にわたり、空間性の強い独自の平面世界を追求している。

 

2010年には福島県立美術館で集大成的個展「山中現・夢の領域」を開催。同館はじめ国内外の美術・博物館に作品が収蔵されているほか、詩人・串田孫一、松永伍一との詩画集の仕事もある。本展は6年振りの京都での個展。木版画と油絵の近作・新作約50点を一堂に発表する。

 

 

【会期】 2013年5月18日(土)~6月16日(日)

【会場】 ギャルリー宮脇(京都市中京区寺町通二条上ル東側) ※アクセス

☎075-231-2321

【営業時間】 13:00~19:00

【休廊】 月曜

【料金】 無料

【関連リンク】 ギャルリー宮脇

 

 

「新美術新聞」2013年6月11日号(第1314号)4面より

 

 


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