三代 魚住為楽—金工・重要無形文化財「銅鑼」

2015年02月10日 18:19 カテゴリ:北陸×ART×KOGEI

 
北陸の工芸
 
北陸を代表する工芸家—三代 魚住為楽
 
銅鑼は砂張を材料としており、砂張は銅と錫の合金で音響に優れた金属と言われています。また、渋い色沢と特別なあじわいを持ちます。
銅鑼は茶席で亭主が客人を招く際の合図として使われます。
その音は、趣のある侘び寂びと、深い余韻を響かせます。
砂張の鋳造は難しく、「勘」や「コツ」など、経験の積み重ねにより体得した技術が必要となります。その為、魚住の砂張とも言われます。
北陸金沢は、茶の湯文化が盛んな土地です。この文化があり、私の仕事が存在します。
 
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